チューリップ企画とはどんな会社ですか?

こんにちは。
チューリップ企画デジタルコンテンツ部の賢照(けんしょう)です。
チューリップ企画は、今から25年前、月刊誌『とどろき』とアニメーション『世界の光親鸞聖人』シリーズの販売から始まり、ここ数年で、新たな事業が加わり、多くの人に「チューリップ企画」の社名が目に触れることになりました。『「チューリップ企画」はどんな会社なんですか』と聞かれることが多くなりましたので、紹介したいと思います。

 

チューリップ企画

会社の理念 「生きるよろこびを すべての人に」

チューリップ企画の会社の理念は「生きるよろこびを すべての人に」です。
敗戦後の荒廃の中から、物質的、経済的豊かさこそが幸福と信じ、急速な進歩を遂げた日本は、世界有数の経済大国となって久しく経ちます。小学生でも携帯電話やパソコンを使い、トイレのウォシュレットは新幹線にも導入され、町にはゴミ一つないと海外からの旅行者を驚かせています。
では、世界がうらやむような暮らしをしているはずの日本人は、皆、現状に満足しているのでしょうか。驚くことに日本における年間の自殺者数は、約3万人。交通事故で亡くなる人は、年間約4千人(平成26年)ですから、自殺者数は約7倍にのぼります。この現実をみるに、どんなに物質的に豊かになっていても、「幸福」からは程遠いようです。
東日本大震災、熊本大震災、洪水などの天災により、苦しまれている方は、まだまだたくさんおられます。物質面での復興は進められていますが、心の復興は追いついていないと言われています。
苦しみ悩みを抱えて毎日を生きている皆さんに、苦しみの人生が、幸せな人生に変わり、人間に生まれてきてよかったと、生きる喜びをもって、歩んで頂きたい。その思いから「生きるよろこびを すべての人に」という理念があります。

 

 

根底には浄土真宗があります

仏教を説かれたお釈迦さまは、どんな人も、苦しみの人生が喜びあふれる人生に変わると教えられています。
人身受け難し。今已に受く。(じんしんうけがたし いますでにうく)
(意訳)
生まれ難い人間に生まれることができてよかった

 

仏教には、いろいろな宗派がありますが、浄土真宗、親鸞聖人の教えの特徴は、すべての人が対象、条件がないところにあります。
十方衆生(じっぽうしゅじょう)」という言葉があります。
十方とは、大宇宙のこと、衆生とは、生きとし生ける者すべてのことですが、私たちにわかりやすい言葉でいうと、すべての人です。
すべての人ですから、条件はありません。
山にこもって修行する人、肉や魚を食べない人、生涯、独身を貫く人、ちょっとやそっとのことで腹を立てない人
こういう人だけではありません。
病にかかり余命いくばくもない人、やむをえず犯罪を犯した人、苦しみ悩みでにっちもさっちもいかない人
こういう人も入ります。
お釈迦さまが教えられた生きる喜びを、十方衆生、すべての人が味わうことができる方法を明らかにされたのが親鸞聖人です。
親鸞聖人といえば「念仏を称えていれば誰でも死んだら極楽へいける」と教えられたと思われている方もあると思いますが、親鸞聖人は、そういうことを教えられた方ではありません。
すべての人が、生きている時に、本当の幸せになれる道を明らかにされた方なのです。
それで、「生きるよろこびを すべての人」の理念の根底に、親鸞聖人の教えがあります。

 

具体的な活動

現在は、大きく3つの事業を行っています。

映画事業部

全国の映画館で大ヒットした話題のアニメ映画「なぜ生きる ─蓮如上人と吉崎炎上」の上映会を各地で開催しています。
多くの方から、喜び、感動の声を頂いております。
「苦しい人生、なぜ生きねばならないのか」に悩んでいる方が、なぜ生きるの答えを知らされ、生きるよろこびをもたれるのを応援しています。

出版事業部

月刊誌「とどろき」は、身近な話題から、仏教はどんなことが教えられているのか、親鸞聖人のお言葉をやさしく説明しています。「読むと心がラクになる」「仏教用語の意味が分かった」と大好評です。
発刊より20年以上たち、累計読者10万人を超え、毎月届くのを楽しみにしている読者が全国におられます。

デジタルコンテンツ事業部

書籍だけでなく、動画などのデジタルコンテンツも制作しています。
アニメ『世界の光・親鸞聖人』は、これまで、どの映画も小説も描けなかった親鸞聖人の一生を、初めて映像化した約9時間の大作です。親鸞聖人が、生きる喜びを、多くの人に、どう伝えていかれたか、よくわかる内容です。
シリーズ45万本突破の大ベストセラーです。
親鸞聖人のご一生を通して、生きるよろこびを感じて頂きたいと思います。

 
 

いろいろな媒体を通して、生きる喜びを、一人でも多くの人に伝えたい。これが「チューリップ企画」です。
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賢照(けんしょう)

デジタルコンテンツ事業部所属 月刊誌『とどろき』を通して、仏教を学びはじめて、20年以上たちます。最近、チューリップ企画で仕事をするようになりました。それまでは、他で仕事をしていましたので、外からと内からの両方の目で、本当のチューリップ企画を明らかにしたいと思います。